中米ニカラグアで火山噴火 住民2万人が被災の恐れ
(CNN) 中米ニカラグアの災害対策当局によると、同国西部のサンクリストバル火山が8日、3回にわたって大規模な噴火を起こし、火山灰やガスが高さ4キロの上空まで噴き出した。
同火山は首都マナグアの北約130キロ、ホンジュラス国境の南約65キロに位置する。標高1745メートルと、国内で最も高い火山だ。
当局によると、噴火は午前8時45分ごろに始まった。
政府系ウェブサイトは、周辺の住民2万人が被災する恐れもあると伝えた。5カ所の町で約3000人が、すでにガスや噴出物を浴びているという。近隣の市では学校が休校となった。
同火山では昨年も噴火が報告されている。