米国務長官、イスラエル首相と会談 戦闘続く
ガザからは20日もエルサレムやテルアビブなどにロケット弾が撃ち込まれ、イスラエル軍による空爆も続いた。中東を訪問中の潘基文(パンギムン)国連事務総長は、ロケット弾攻撃を受けたイスラエルの街を視察して市民らと対話したと述べた。
事務総長はイスラエルが民間人の犠牲者を最小限にとどめるために戦っているとするネタニヤフ首相の言葉に言及しつつ、「いかなる状況下でも民間人の死者が出ることは容認できない」と語った。また「過剰な武力の使用は違法行為であり、排除されるべきだ」と強調した。
ガザの保健当局によると、20日は子どもを含む27人が死亡した。先週イスラエル軍の空爆が始まってからの死者は137人、負傷者は1100人余りに上ったとしている。一方、イスラエル側の死者は5人、負傷者は70人余りに達したとされる。