シリア大統領「神の敵は地獄に落ちる」 退陣要求はねつけ
ヘイグ英外相も短文投稿サイトのツイッターで、アサド大統領の演説は「極めて偽善的」と非難、「シリアを覆う死と暴力と抑圧は自らが作り出したもの。中身のない改革の約束では誰もだませない」とコメントした。
米国務省のヌーランド報道官は、「(アサド大統領の演説は)政権が権力にしがみつこうとする試みの1つにすぎず、政治的変革を望む国民にとって何の前進にもならない。正統性を失った(アサド大統領は)退陣しなければならない」と語った。
シリアではこの日の演説の間も各地で衝突が続き、反体制派によると、6日の死者は少なくとも101人に上った。国連によると、2011年3月に始まった内戦の死者は6万人を超えている。