眼球など体の一部切除する連続殺人、2週間で18人犠牲 カメルーン
それが昨年以降、復活の兆しを見せており、人々を恐怖に陥れている。日が暮れると多くの家庭は家に閉じこもり、若い男たちは集団で見回りを行っている。
警察は数十軒のバーを犯罪者のたまり場になっているとして営業停止にした。特に若い女性が徒歩で外出する際には、集団で行動するよう当局は呼びかけている。
昨年、カメルーン最大の都市であるドゥアラの公立病院で、職員が霊安室の遺体から臓器を取り出し、売買していた事件が発覚。ヤウンデの複数の公立病院でも、同様の訴えが遺族から上がっているという。
遺体となって発見された17歳の少女の姉は、事件の再発を恐れるとともに「当局による首都の安全確保が手ぬるい」と述べている。