エクアドル大統領選 現職のコレア氏が勝利宣言、3選へ
キト(CNN) 17日投票のエクアドル大統領選で、現職のコレア氏が予想通り圧倒的勝利を収める見通しとなった。
国営メディアが発表した出口調査の結果によれば、コレア氏の得票率は59~62%に達し、対立候補とされるギジェルモ・ラッソ氏の21~24%を大きく上回る見込み。
コレア氏は出口調査の結果が発表された直後に大統領府のバルコニーから、「絶大なる信頼に感謝する」「われわれは歴史を作ろうとしている」と勝利宣言した。
大統領選には8人が立候補したが、今月実施された主要世論調査でもコレア氏の圧勝が予想されていた。
コレア氏は2007年に大統領に就任し、09年に再選された。今回3選を果たすと、任期はさらに4年間、17年まで延長される。
国内の社会、経済政策が高く評価され、昨年末の世論調査でも85%近い支持率を記録していた。一方にはメディア統制などの強権体質や汚職疑惑を批判する声もある。外交面では、ベネズエラのチャベス大統領に近い反米姿勢で知られている。