マンデラ元大統領が検査入院し退院、健康状態は「良好」 南ア
(CNN) 南アフリカのネルソン・マンデラ元大統領(94)が首都プレトリアの病院に入院して検査を受け、翌日退院した。大統領府が10日に発表した。
検査は以前から予定されていたもので、健康状態は良好との診断を受けたという。
マンデラ氏は2010年以来、公の場に姿を見せていない。昨年12月には2度にわたって入院し、胆石の手術を受けたほか、肺の感染症にかかりヨハネスブルク郊外の自宅で療養中だった。
2011年1月にも急性呼吸器感染症の治療を受け、翌月には腹部ヘルニアの手術を受けていた。
マンデラ氏はかつて南アフリカの民主化を実現させた指導者として、今も国内で人気がある。昨年11月には同氏の肖像画が入った紙幣が発行された。