メキシコ大統領が甲状腺手術、経過は順調
メキシコ市(CNN) メキシコのエンリケ・ペニャニエト大統領(47)が31日、甲状腺の結節を摘出する手術を受けた。大統領府の発表によると、手術は成功し、大統領は既に目を覚ましているという。
大統領府は記者団に対し、「すべてが予定通り、極めて順調だった」と説明した。病院によれば、悪性腫瘍(しゅよう)の痕跡は見つからなかったという。
今後は4日間の回復期間を設け、前半は病院で、後半は大統領公邸で過ごす予定。
ペニャニエト氏は昨年12月に大統領に就任した。国営通信によると、手術を前に、7~8年前に嚢胞(のうほう)があると診断されていたことを明らかにしたうえで、「医師からは深刻なものではないと言われていた。これまで先延ばしにしてきたが、今が潮時だという医師の勧めに従った」と話していた。