モスク襲撃で44人死亡 ナイジェリア
ナイジェリア・プラトー州(CNN) ナイジェリア北東部ボルノ州コンドゥーガで11日朝、自動小銃を持った武装集団がモスク(イスラム礼拝所)を襲撃し、少なくとも44人が死亡した。警察当局者が明らかにした。
この地域では以前、イスラム過激派組織ボコ・ハラムが襲撃を行っているが、今回の事件はまだ警察が捜査中だ。
ナイジェリアの人口は推定1億7450万人で、アフリカの国で最も多い。米中央情報局(CIA)の「ザ・ワールド・ファクトブック」によると、ナイジェリアでは人口の約50%がイスラム教徒、40%がキリスト教徒だという。
国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチによると、イスラム教徒が多い北部とキリスト教徒が住む南部の戦闘で、これまでに少なくとも2800人が命を落としたという。