フィリピンで豪雨続く、死者8人に 28万人避難
国家災害対策当局によると、首都圏の人口密集地にあるラメサ貯水池では水があふれており、周辺地区の住民数千人が退避を強いられた。他地区にある複数のダムの水位も危険な水準に近付いているという。
マニラがあるルソン島では21日、78自治体の500地区以上で洪水被害が発生。3州、3都市と8自治体で災害宣言が出された。
フィリピンの8月は最も湿潤な時期とされ、マニラ首都圏では豪雨や洪水被害が多い。1年前にもモンスーンの豪雨による大規模な洪水に襲われ、多数が死亡していた。