米英仏がシリア軍事介入の準備、露は反発

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化学兵器の使用は「容認できない」 米国務長官

ダマスカス(CNN) シリア内戦で化学兵器が使われたとされる問題を巡り、バイデン米副大統領は27日、「責任の所在は明らかだ」と言明、同盟国と共に行動を起こす姿勢を鮮明にした。

バイデン副大統領は退役軍人団体の講演で、「無防備な男性や女性、子どもたちに対して化学兵器を使った者に、その責任を取らせなければならない」と断言した。

フランスのオランド大統領は、化学兵器を使ったのはシリアのアサド政権軍だと信じるに足る根拠があるとの見方を示し、「罪のない人たちに対する化学兵器の使用を決めた者たちを罰する準備はできている」と語った。

キャメロン英首相は27日にオバマ米大統領と協議し、シリア情勢への対応を話し合うため夏季休暇中だった国会議員を呼び戻した。英軍は有事計画の準備に入っている。

ヘーゲル米国防長官は同日、英BBCの取材に対し、オバマ大統領がシリア攻撃の命令を出せば、「出撃する準備はできている」と述べた。

シリアでは21日に化学兵器が使用され、1300人あまりが死亡したと伝えられている。欧米諸国はアサド政権軍が化学兵器を使ったとの見解で一致しつつある。

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