両目くりぬかれた男児、容疑者のおばが自殺 中国
北京(CNN) 中国山西省汾西県で6歳の男児が両目をくりぬかれた事件で、警察は4日までに、容疑者は男児のおばにあたる女で、すでに死亡したと発表した。新華社通信が伝えた。
警察によると、男児が襲われた現場からおばのDNAが検出され、おばの衣服には男児の血液のしみが付いていた。おばは8月30日、自宅の中庭になる井戸に飛び込んで自殺した。
国営メディアが母親の話として伝えたところによると、男児は警察に、聞きなれないなまりの女に声をかけられ、野原へ連れて行かれたと話したという。
事件を巡っては当初、臓器売買絡みの犯行との説も流れたが、警察はこれを否定。10万人民元(約160万)の賞金を懸けて、容疑者とみられる女の行方を追っていた。
男児は現在も病院で治療を受けている。