路線バス爆発で39人死傷、女が自爆テロか ロシア
モスクワ(CNN) ロシア南部のボルゴグラードで21日午後2時ごろ、乗客を乗せて走行中の路線バスで爆発があり、少なくとも6人が死亡、33人が負傷した。捜査当局は自爆テロ事件とみて調べている。
これまでの調べによると、自爆したのは北カフカス地方のダゲスタン共和国出身の30歳の女とみられる。被害を免れた女性乗客の証言などによれば、女が停留所から乗り込んできた直後に爆発が起きたという。
後続の車両が撮影した動画は、交通量の多い道路を走行中のバスが爆発する瞬間をとらえている。
負傷者33人のうち、21日夜の時点で8人が重体だという。
ダゲスタン共和国では、イスラム武装勢力がロシアの統治に対する抵抗闘争を展開している。