ロマ集落の少女の実母か、ブルガリア女性が名乗り出る
15歳の息子も、母親が事情を聴かれている警察署の前で報道陣の質問に答え、母親は23日にテレビで少女の姿を見て泣き崩れたと話している。
ブルガリア内務省によると、25日に女性のDNAサンプルを採取して、ギリシャの少女のDNAと照合する予定だという。
少女を養育していたロマの夫婦は誘拐の容疑で訴追され、現在も勾留されている。しかし弁護士によれば、この夫婦は実の母親が面倒を見られなくなったために少女を引き取って育てていたと説明し、実の母親はブルガリア人だと話していたという。