イラン大統領、核施設の解体を全面拒否 包括合意交渉で

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ロハニ師は第1段階の合意成立について、米国との信頼関係が築けるのかを見極める重要な最初の1歩と表明。米国との35年間にわたる問題は限られた時間では解決出来ないとし、信頼醸成が可能かどうかを判断する最上の試験になると述べた。

第1段階での合意事項が注意深く、正確に実行されるなら、信頼関係へ向けての前進の1歩になると論じた。

イランを敵対視するイスラエルのネタニヤフ首相は第1段階の合意を「歴史的な過失」と指弾。経済制裁が効果を上げている中で、イランが自らの核能力の多くを封じるまで制裁を緩めるべきではないと主張していた。

首相は、最終的な包括合意ではイランの核関連施設の解体を目指すべきだとしており、今回のロハニ大統領の発言はこれへの反論の形ともなった。

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