ケネディ米大使、長崎を訪問 被爆者と懇談
東京(CNN) 米国のキャロライン・ケネディ駐日大使は10日、第2次世界大戦で米軍が原爆を投下した長崎を訪れ、被爆者らの体験談に耳を傾けた。
ケネディ大使は長崎原爆資料館で、父のジョン・F・ケネディ元大統領は核軍縮プロセスを開始できたことを誇りに思っていたと振り返り、「私たち家族も全員、同じ責任を共有している」と述べた。さらに、オバマ大統領もこの問題に大きな力を注いでいると強調した。
ケネディ大使は平和公園で犠牲者に花輪をささげた後、日米の友好関係を記念する植樹式に出席した。
長崎には1945年8月9日、広島の3日後に原子爆弾が投下された。日本は同15日に降伏を受け入れた。