火山灰が村のみこむ、被災地の捜索再開 インドネシア

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2010年以降活発な活動を見せるシナブン山=1月5日

2010年以降活発な活動を見せるシナブン山=1月5日

ジャカルタ(CNN) 大規模な火山噴火があったインドネシアのスマトラ島北部で3日、捜索復旧活動が再開された。火口付近の村が火山灰にのみこまれ、これまでに15人の死亡が確認されている。

スマトラ島のシナブン山は1日に大規模な噴火があり、約700度の火山灰がわずか2~3分で斜面を流れ下り、火口付近のスカメリア村をのみこんだ。現在も噴煙が上がり、上空は火山灰に覆われている。

救助隊は2日も現地入りしたが、安全が確保できないと判断していったん捜索を中断。当局のゴーサインを待って3日朝から作業を再開した。火山から半径3キロ以内の捜索を実施している。

これまでに確認された死者15人と負傷者3人はすべて、スカメリア村で見つかった。自宅の様子を見に来た住民や、被災者の支援活動をしていた学生やボランティアが犠牲になったという。

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