ウクライナ情勢混沌、議長を大統領代行に任命
一方、チモシェンコ氏は23日、野党「祖国」のウェブサイトに、首相候補とみなされることは望まないとする声明を掲載した。
野党側は各勢力が主導権を握ろうとしのぎを削る状況で、ボクシングの元世界チャンピオン、クリチコ氏や、ヤツェニュク元外相らの名が挙がっている。
米国務省のケリー長官とロシアのラブロフ外相は23日、ウクライナ情勢について発言した。
米国務省はロシアに対し、ウクライナ議会の決定を受け入れるよう強く促した。ケリー長官もロシアに対し、米国や欧州連合(EU)と連携して改革を実現させるよう呼びかけ、武力行使は自制べきだと牽制(けんせい)している。