反政府デモ隊への襲撃相次ぐ、子ども含む3人死亡 タイ
バンコク(CNN) 反政府デモが続くタイで22日から23日にかけてデモ参加者を狙った銃撃や爆発が相次ぎ、子ども2人を含む3人が死亡した。インラック首相は23日、「テロリズムは容認しない」と強調する声明を発表、犯人は「例外なく」摘発すると表明した。
治安当局などによると、バンコク市内ラチャプラソン地区のショッピングモール前で反政府デモを狙った爆発があり、12歳の少年1人と40歳くらいの女性1人が死亡した。負傷者22人のうち、10代前半の少年1人と少女1人が重体になっているという。
同国東部のトラート県では22日夕にデモ参加者が襲撃され、警察によると5歳の少女が流れ弾に当たって死亡、34人が負傷した。
この事件では、デモに集まっていた1000人が通りかかった車2台に襲撃された。最初の車が手投げ弾を投げ、2台目の車は集まっていた人たちに向けて銃を乱射。祖母と食事をしていた少女が流れ弾に当たった。