アフガン大統領選、投票を1時間延長 妨害で死者20人
ダウドザイ内相によると、武装勢力による選挙妨害で軍要員7人、警官9人、一般市民4人が死亡し、市民を中心に43人が負傷した。一方、アフガン治安部隊は全土で武装勢力のメンバー計80人を殺害し、複数の投票所への攻撃を未然に阻止したという。
東部ホスト州では投票所の近くで男が自爆したが、有権者らが巻き込まれたとの報告はない。4日には同州でAP通信のジャーナリスト2人が銃撃を受け、ドイツ人カメラマンのアニャ・ニードリングハウス氏が死亡、カナダ人記者のキャシー・ギャノン氏が負傷した。
治安上の懸念から閉鎖された投票所は1000カ所近くに上った。
しかし全体として、2009年の前回大統領選に比べれば暴力事件の発生は少なく、治安部隊の成長を示す結果となった。