ウクライナ巡る4者協議、暴力行為の停止で合意

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CNN取材班が遭遇したウクライナ軍

CNN取材班が遭遇したウクライナ軍

(CNN) ウクライナ情勢を巡る米ロと欧州連合(EU)などの4者協議が17日にスイスのジュネーブで開かれ、緊張緩和とウクライナの安全保障を目指す共同声明を発表した。

協議には米国務省のケリー長官、ロシアのラブロフ外相、ウクライナ暫定政権のデシツァ外相、欧州連合(EU)のアシュトン外交安全保障上級代表が出席した。

声明では、不法武装集団の武装解除、不法に占拠した建物の返還と占領した公共場所からの退去を求め、退去して武器を捨てた者は、重大な犯罪を犯していない限りは恩赦の対象になると表明した。

さらに、ウクライナでの暴力行為の停止を求めるとともに、過激主義や人種差別、宗教差別は容認しないと強調している。

アシュトン代表と共に記者会見したケリー長官は、「大切なのは、この言葉を行動に移すことだ」と強調。声明で打ち出した手順通りに緊張緩和が進まなかった場合、ロシアは「さらなる代償」に直面すると警告した。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「人道危機」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]