エボラ出血熱の死者100人超、「最も厳しい」とWHO
(CNN) 世界保健機関(WHO)は8日、西アフリカ沿岸部で発生したエボラ出血熱の流行がギニアとリベリアに広がっていることを確認した。死者は両国で100人を突破している。
シエラレオネとマリ、ガーナでも症例が報告されているが、まだ確認はとれていないという。
ギニアで感染が疑われる患者は157人に増え、101人が死亡。67人がエボラ出血熱と確認された。リベリアでは21人の症例が報告されて10人が死亡、うち5人のエボラ感染が確認されている。
流行はギニア南東部の森林地帯で発生して急拡大し、シエラレオネやリベリアとの国境に近いゲケドクで多数の死者が出ている。また、ギニアの首都コナクリでも20人に感染の疑いがある。