ウクライナ東部の住民投票終了 不正疑惑も
同責任者はまた、今回の投票で独立が承認されれば、次は数カ月以内にロシア編入の是非を問う住民投票を実施することになると述べた。
選管関係者によると、一部の投票所ではゴム弾が撃ち込まれたり、警官隊が投票を妨害したりする騒ぎがあった。
ウクライナ中央政府は住民投票を違法と宣言している。
ドイツのメルケル首相も10日、「われわれは住民投票を違法とみなし、25日に予定されるウクライナ大統領選を注視する」と強調。大統領選が成立しなかった場合はロシアの責任を追及し、制裁を強化すると述べた。フランスのオランド大統領も同様の考えを示している。