トルコの炭鉱爆発、死者200人超に 救出作業続く
(CNN) トルコ西部マニサの炭鉱で13日に発生した爆発事故で、同国のユルドゥズエネルギー天然資源相は14日未明、死者が201人になったと発表した。
災害対策当局によると、これまでに88人が救出され、うち80人が負傷しているという。
地下約1キロの坑内には200人以上の作業員が閉じ込められているとみられる。
地元出身議員は、死傷者は爆発でやけどを負ったり、窒息状態に陥ったりしたと語った。
ユルドゥズ氏によれば、炭鉱では電源の変圧器が爆発した。100人規模の救助チームと救急車数十台、ヘリコプターなどが現場へ派遣された。ユルドゥズ氏は「経験豊富なチームだ」と強調し、坑内で火災の起きていない場所にはまず新鮮な空気を送り込む作業が始まっていると話した。
エルドアン首相も首都アンカラで、同国が「閉じ込められた同胞の救出」に取り組んでいると語った。