中国、新疆での爆発受けテロ取り締まりを強化

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新疆ウルムチで連続爆発

香港(CNN) 中国当局は23日、22日に爆破テロが発生し、数十人が死亡した中国西部・新疆ウイグル自治区でテロの取り締まりを開始した。国営新華社通信が23日に明らかにした。

新華社によると、中国当局は、警備が厳重だった新疆ウイグル自治区の中心都市ウルムチの青空市場で爆発が相次ぎ、少なくとも39人が死亡、90人以上が負傷したことを受け、同地区で「1年間の暴力的テロ活動の取り締まり」を開始したという。ただ、詳細は明らかにしなかった。

また新華社は23日、一連の爆発に5人が関与し、そのうち4人は爆発で死亡、残りの1人は22日に逮捕されたと報じた。5人の身元はDNA鑑定で明らかになったという。

またウルムチで、当局が武器の密輸を阻止するため、国境検問所で個人、手荷物、交通機関、郵便物の検査を行うなど、保安検査を強化したとしている。

新華社によると、中国の郭声コン公安相は、負傷者の見舞と爆発現場の視察の後、犯人に対する厳罰を求めたという。また習近平(シーチンピン)国家主席も事件の背後にいるテロリストらを「厳しく」罰するよう求めた。

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