マレーシア機不明 海底捜索を中断、8月にも再開へ
英衛星通信会社インマルサットのデータについては、同機が墜落した可能性が最も高い地点を突き止めるため、各国の専門家でつくるチームが解析を続けている。この作業はあと2~3週間で完了する見通し。
しかしマレーシア機に搭乗していた乗客の家族は、現在の捜索範囲に疑問を持つ人も多く、インマルサットの生データを公開して第三者に検証させることを求めている。
マレーシア当局は26日にもこのデータを公開し、専門家チームが現在の結論に達した経緯についても説明する予定。
マレーシア航空MH370便(ボーイング777-200ER)は3月8日、乗員乗客239人を乗せてクアラルンプールから北京に向かう途中で消息を絶った。マレーシアの首相は同月24日、同機の飛行はインド洋南部で途絶えたと発表していた。