マレーシア機不明 海底捜索を中断、8月にも再開へ
オーストラリア政府の推計によると、次の段階の捜索にかかる費用は約6000万ドル(約61億円)。負担割合は非公開だが、マレーシアと中国が相当額を負担するとみられる。
一方、現場の海域には24日、中国の測量船「竺可楨」が到着し、海底地形図の作成作業を開始した。
同船はマレーシア機が墜落した可能性のある約6万平方キロあまりの地形図を作成する。6月初旬には民間の調査船もこの作業に加わる見通し。
同船のデータは1週間に1度、別の中国船を通じてオーストラリアの首都キャンベラに送られて地科学研究所で処理される。現場の海域の地形図作成には約3カ月かかる見通し。
ただ当局者によれば、捜索範囲は今後また変更になる可能性もあるという。