水中音の観測データに墜落の手がかりか マレーシア機不明

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マレーシア航空370便が消息を絶ってから2カ月以上が経過している

マレーシア航空370便が消息を絶ってから2カ月以上が経過している

同大学は4日、この帯を示す地図とともに、観測された低周波音を人間の耳で聞き取れるよう10倍の速さで再生した音を公開した。

ただダンカン氏らの帯は、これまで捜索対象とされてきたインド洋南部から北西方向へ数千キロも離れている。

捜索を主導するオーストラリア運輸安全局(ATSB)のドーラン主席検査官は先週、同大学が水中音の分析を進めているとの情報に対し、「データの特徴からみて不明機と関連があるとは考えにくい」と懐疑的な立場を示していた。

ATSBなどによるこれまでの捜索では、人工衛星の通信履歴に基づき、マレーシア機が着水または着地したとみられる範囲がアーチ状に特定されていた。ドーラン氏はCNNとのインタビューで、すべてのデータについて点検や確認を繰り返してきたと強調し、このアーチが正しいことを確信していると述べた。

2004年に南大西洋で行方不明になったエールフランス航空447便の捜索でも水中音のデータが調査されたが、墜落に関連する記録は見つからなかった。

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