プーチン氏、ウクライナ次期大統領との会談を示唆
(CNN) ロシアのプーチン大統領は5日までに、ウクライナの次期大統領に選ばれたペトロ・ポロシェンコ氏であろうと誰であろうと、「避けることはない」として会談の可能性を示唆した。フランスのテレビ局TF1に対して述べた。
クレムリン(ロシア大統領府)の翻訳によれば、プーチン大統領は「誰かを回避するつもりはない。全員と話をする」と述べたという。
今週末にはオバマ大統領とロシアのプーチン大統領がそれぞれフランスを訪問し、ノルマンディー上陸作戦70周年記念式典に出席する。しかしこれまでのところ公式会談の予定は発表されていない。
一方、英国のキャメロン首相は5日夜、ドイツのメルケル首相は6日にそれぞれプーチン大統領と会談し、ウクライナへの対応について話し合う。
4日にはブリュッセルで北大西洋条約機構(NATO)の国防相会合も開かれた。ラスムセン事務総長は会合を前に、「ロシアのウクライナ侵攻に対して共通する懸念について話し合う」と語っていた。