パレスチナ少年殺害でユダヤ人を逮捕 イスラエル

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米国籍の15歳の少年がイスラエル当局から暴行を受けたと家族が主張

米国籍の15歳の少年がイスラエル当局から暴行を受けたと家族が主張

死亡したパレスチナ人少年のいとこに当たる米国人の少年(15)がイスラエル当局に拘束された問題を巡っては、エルサレムの裁判所で6日、少年が「いとこの死に対する抗議行動を見ていただけ」と主張した。

少年には滞在先の親族宅での軟禁が言い渡された。9日以内に起訴に至らない場合は帰国を認められるが、少年の母親は「絶対にイスラエル当局を訴える」と話した。少年は拘束時に治安要員から暴力を受けたとされる。

イスラエルの駐米大使は、米国人少年が単なる傍観者ではなく、火炎瓶などを投げた覆面グループと一緒にいたとの認識を示した。これに対して米国務省はイスラエル当局による「過剰な武力行使」の可能性を指摘し、事態を注意深く見守る構えを示している。

一方イスラエル軍は、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスへの空爆を強化している。6日には、ハマスがイスラエル側にロケット弾を撃ち込んでいたとみられる拠点を破壊し、武装勢力のメンバー少なくとも8人を殺害したと発表した。

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