台湾で旅客機が墜落、48人死亡か

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台湾で58人乗り旅客機が墜落、民家を直撃か

(CNN) 台湾の離島、澎湖島で23日午後7時ごろ、復興航空(トランスアジア航空)の旅客機が着陸に失敗して馬公空港付近に墜落した。台湾中央通信によると、この事故でフランス人2人を含む少なくとも48人が死亡、10人が負傷した。

CNN系列局のETTVは、同機が民家の建物に突っ込んだと伝えている。

墜落したのは同航空222便(72人乗りターボプロップ双発機「ATR72」)で、乗客54人と乗員4人が搭乗していた。負傷者は病院に搬送され、復興航空は緊急対策センターの設置を発表した。

同機は台湾の高雄を出発し、澎湖島の馬公空港に向かっていた。出発は台風の影響で遅れていたという。中央気象局によると、当時現地は雷雨と強風に見舞われていた。

民間航空当局によると、乗客54人の中にはフランス人2人が含まれていた。

台湾の運輸当局によると、同機のブラックボックスのうち1つは回収された。当局は24日も現場で調査を続けている。

ETTVは、民家が火に包まれるのを見たという目撃者の証言を伝えた。事故原因は不明だが、台湾には23日、台風10号(マットゥモ)が上陸していた。強風の中で着陸を試みていたとの報道もある。

民間航空当局によれば、当時の馬公空港の視界は約1600メートルで、着陸は可能とみられていた。

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