ガザ停戦延長の交渉大詰めに エジプトが仲介
ガザ市(CNN) パレスチナ自治区ガザでの停戦の期限が現地時間8日午前8時(日本時間午後2時)に迫るなか、エジプトの首都カイロでは停戦延長をめぐるパレスチナとイスラエルの交渉が続いている。
交渉はエジプトの仲介で行われ、パレスチナ側代表団にはガザを実効支配するイスラム組織ハマスに加え、イスラム聖戦とパレスチナ解放機構(PLO)が参加している。
交渉のなかでハマスはイスラエルに対し、ガザの封鎖解除を要求。イスラエルはハマスに武装解除を求めている。
封鎖解除に向けた交渉の前段階として、ハマスの武装解除は欠かせないというのがイスラエルの主張だ。一方のハマスは、恒久的な和平交渉の前にまず封鎖を解除すべきだとしている。
ハマスの広報担当者は支持者の集会で「もしカイロでパレスチナ側の要求が受け入れられないなら、戦闘を再開する用意がある」と語った。