エジプトとUAEがリビア空爆、標的はイスラム系勢力か
カービー報道官は記者団にリビアの政情混乱は平和的な手段などで解決されるべきだとし、他国による暴力を通じての関与は支持しないと述べた。
エジプトのシーシ大統領は地元紙の編集幹部との会合で、リビア領内での軍事行動への関与を否定した。国営中東通信(MENA)が報じた。
UAEは空爆への関与について公式な立場は示していない。ただ、アンワル・ガルガシュ外交担当国務相はリビアのイスラム系民兵組織がツイッター上で明かした空爆に関する当初の情報には否定的な姿勢を見せた。
一方、国連安全保障理事会は27日、リビア情勢に触れ、即時の停戦などを求める決議案を全会一致で承認した。戦争に関与する個人などへの制裁も盛り込まれた。