シリア空爆 「テロリストに隠れ場所ない」とオバマ大統領
米当局者の話によれば、コラソン・グループは米国や欧州諸国への攻撃を計画していた。
歯磨きの容器や爆発性の液体に浸した布などを使って非金属製の爆弾を作り、航空機内に持ち込むといった作戦が検討されていたという。この問題に詳しい情報筋はCNNに、攻撃計画は過去1週間のうちに発覚したと語ったが、具体的な標的などには言及しなかった。
一方、シリアのジャファリ国連大使はCNNとのインタビューで、米国に対し「イラクの時と同様の盲目的な軍事攻撃によって、失敗を繰り返さないことを願う」と警告した。同大使は空爆開始について、パワー米国連大使から事前に通告を受けていたという。
米軍によると、シリアでの空爆は23日未明に始まり、バーレーンとサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、ヨルダンが参加。カタールも後方支援を提供したという。