シリア空爆 「テロリストに隠れ場所ない」とオバマ大統領
現地時間午前3時半ごろ、まず米軍がコラソン・グループを標的に、海上からシリア東部と北部へミサイルを撃ち込んだ。
30分後にはほかの参加国とともに、北部でISISの本部や訓練キャンプ、戦闘車両を空爆。さらに第3波として午前7時すぎ、東部でISISの訓練キャンプや車両に空爆を加えた。
米当局者がCNNに語ったところによると、参加国が投下した爆弾は計200発。このうち150発が精密誘導弾だった。米軍が発射した巡航ミサイル「トマホーク」はコラサン・グループを狙った8発を含め、計47発に上った。
英国に拠点を置く非政府組織(NGO)、シリア人権監視機構は、空爆でISISの戦闘員70人以上が死亡、300人以上が負傷したと述べたが、CNNなどの報道機関はこの数字を確認していない。
シリアで活動するアルカイダ系武装組織「ヌスラ戦線」は、空爆で同組織の指導者が死亡したとの声明を出した。