パキスタンのシーア派モスクで爆発 48人死亡
パキスタン・ペシャワール(CNN) パキスタン当局によると、南部シンド州シカルプルにあるイスラム教シーア派のモスクで30日に爆発があった。地元の病院によると、この爆発で少なくとも48人が死亡したという。
シカンプルの情報相によると、爆発は金曜礼拝の直前に起こった。市内の病院の院長によると、この爆発で50人が負傷したという。
パキスタンのイスラム過激派組織ジャンドゥラーが犯行声明を出した。
米中央情報局(CIA)の年次刊行物「CIAワールドファクトブック」によると、パキスタンではスンニ派が多数を占め、シーア派は全人口の10~15%にすぎないという。
パキスタンのムハンマド・ナワズ・シャリフ首相は、犯行を強く非難するとともに、テロとの戦いを誓った。