米主導の有志連合、モスルとラッカでISISを空爆

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モスル近郊からリポート

(CNN) イスラム過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」と戦う米軍主導の有志連合は7日、イラク北部モスルとシリア北部ラッカでそれぞれ十数回の空爆を実施した。

モスル郊外のCNN取材班は、モスル市内で少なくとも12回の爆発があり、上空にジェット機のごう音が響いたと報告している。

モスルは昨年6月、ISISに制圧された。隣接するクルド人自治区の治安部隊ペシュメルガは最近、シリアからモスルへ通じるISISの補給線の断絶を図ってきた。米中央軍は、イラク軍の地上部隊が4月にもモスル奪還作戦に踏み切るとの見通しを示している。

有志連合によるモスル空爆は、ISISがヨルダン人パイロットの殺害映像を公開した今月3日以降、頻度と強度を増している模様だ。

シリアからの情報によると、ISISが「首都」と称するラッカの周辺でも同日、有志連合による空爆が実施された。ラッカ北郊に少なくとも10回、西郊に少なくとも6回の爆撃があったとみられる。

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