風刺画家らの集会で発砲、死傷者4人 デンマーク
出席者の大学教授は、集会が始まった直後の午後3時30分ごろに約30発の銃声と外国語の叫び声が響いたと話している。
警察当局者によると、警備要員が銃で反撃した。ビルクス氏らは警備要員の誘導により、建物内の倉庫に避難して無事だった。
デンマークのトーニングシュミット首相は事件を「テロ攻撃」と呼んで非難し、「深い怒り」を表明。「わが国は暴力に決して屈しない」と述べ、犯人を見つけて裁きにかけることを誓った。
Krudttønden: Fotoefterlysning! Hvem er denne mand? Ring 114. RT gerne. Tak. #politidk http://t.co/q4AS9A8eRR pic.twitter.com/I0hspYBwc5
— Københavns Politi (@KobenhavnPoliti) 2015, 2月 14
ビルクス氏は2007年にイスラム教の預言者ムハンマドの顔と犬の体をつなげた風刺画を発表。仏風刺週刊紙「シャルリー・エブド」の本社襲撃事件で死亡したステファン・シャルボニエ編集長らとともに、国際テロ組織アルカイダによる「最重要指名手配者」のリストに掲載されていた。イスラム教では犬は不浄な生き物とみなされている。