金第1書記が初の外遊へ、モスクワに5月
北朝鮮政治史を専門とするオーストラリア国立大学のレオニード・ペトロフ教授は「各国の高官が参加する集合写真では、国内で最高指導者や常勝将軍、何でもできる人物として描かれている人物像とは異なり、金第1書記も1人の小さな人物に見えるだろう」「モスクワ行きを決めたのなら、金正恩氏は孤高の人物のような振る舞いをするのでは」と述べた。
昨年、ウクライナ問題で国際社会の反発にあったロシアは北朝鮮との関係をさらに深めた。両国は今年を「友好年」としている。ペトロフ教授によると、ロシアは旧ソ連時代の債務100億ドルを帳消しにし、両国関係のてこ入れを図っている。