独機墜落、遺体収容は難航の見通し 日本人2人搭乗か
フランスの消防隊員や警官ら数百人にスペイン、ドイツ当局者らが加わって捜索作業を急いでいるが、24日夜の時点で手掛かりはほとんど見つかっていない。
墜落機が出発したスペイン・バルセロナの空港には緊急対策センターが設置され、乗客の家族らが集まって待機している。
乗客の中には乳児が2人いたとされる。スペイン国王フェリペ6世は、同機に多数のスペイン人、ドイツ人、トルコ人が乗っていたと述べた。
ジャーマンウィングスのウィンケルマン最高経営責任者(CEO)によると、乗客のうち少なくとも67人はドイツ人で、この中には高校生16人と教師2人が含まれている。ドイツ人のオペラ歌手2人も搭乗していた。
オランダ人1人とベルギー人1人、オーストラリア南部ビクトリアの男性とその母親、コロンビア人の建築家ら2人も搭乗していたことが、各国外務当局の発表で分かった。複数の英国人が乗っていた可能性もある。