イラン核交渉、まもなく合意成立か
交渉期限は10日に3度目の延長が決まり、13日に設定された。欧州の外相らの一部は先週いったん帰国し、週末に再びウィーンに戻った。
フランスのファビウス外相はウィーン到着後、記者団に「このマラソン交渉もついに最終局面に入ったと思う」と述べ、合意成立への期待を表明した。
ロシア外務省によると、ウィーンを離れていたラブロフ外相も交渉に合流するため、会場へ向かった。
一方、米国務省の高官はCNNに「まだ大きな問題が残っている」と強調し、楽観視は禁物だと警告した。イラン外務省の当局者は12日、同国高官の発言として「文書は100ページに及び、今晩中の合意は物理的に不可能」との見方を伝えた。