米国人女性殺害、支援活動でネパール滞在中に 男が自供
(CNN) ネパールの警察は8日までに、同国滞在中に行方不明になった米国人女性が、1カ月以上前に殺害されていたことが分かったと明らかにした。男が犯行を認めているという。
死亡が判明したのは、米テキサス州オースティンで美術教師を務めていたダーリア・イェヒアさん(25)。今年4月に大地震が起きたネパールで奉仕活動に参加するため、7月20日から同国を訪れていた。
中部カスキ地区の警察責任者によると、滞在先だった同地区の都市ポカラで殺害されたとみられる。
旅行者向けの民泊先情報サイト「カウチサーフィン」を通してイェヒアさんと知り合ったという男性教師が、8月4日にイェヒアさんを撲殺して遺体を袋に入れ、川に捨てたと供述している。遺体はまだ収容されていない。
イェヒアさんの行方が分からなくなったため、家族や友人がネパールの米大使館に連絡。地元当局が捜査に乗り出していた。