トルコ首都連続爆発、95人死亡 政府は自爆テロとの見方
爆発後には多くの死体がアンカラ中央駅の前に横たわった。爆風は強力で、衝撃により離れた距離にある高層オフィスビルも揺れた。死者数は今後、増えることが予想される。
現時点で犯行声明は出されていない。ただ、過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」のテロ集団か、国内のクルド人分離主義者の犯行が疑われている。ダウトオール首相は、自爆テロに関する警戒情報を受け、この3日間で容疑者2人を逮捕していたことを明らかにした。
トルコはISISとの抗争を避けてきたが、最近になって方針転換し、南部のインジルリク空軍基地を拠点にISIS空爆を行うことを米国に許可していた。