米軍艦、中国の人工島12カイリ内を航行へ 南シナ海

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南シナ海では中国とブルネイ、マレーシア、フィリピン、台湾、ベトナムが領有権を争っている。中国は今年6月、南沙諸島で進めていた岩礁の埋め立て作業が「ほぼ完了した」と発表。一方で埋め立てた人工島に各種施設を設ける工事は続けるとの方針を示した。

中国は工事について、他国に脅威を及ぼす意図はなく、海と空の航行の自由にも影響しないとの主張を繰り返してきた。

9月には米アラスカ州沖で、中国海軍の軍艦が12カイリ以内の米領海に侵入したが、米国側は国際法で認められた「無害通航」との見方を示した。

一方、米国船が人工島から12カイリ以内に入ったことはない。ただし米政府はもともとこれらの岩礁を中国の領土と認めていないうえ、岩礁を埋め立てた人工島の周囲に領海は設定できないとの立場を示している。

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