アフガン首都で差し迫ったテロの情報、米国務省が警戒呼びかけ
ワシントン(CNN) 米国務省のトルドー報道官は30日、信頼できる情報として、アフガニスタンの首都カブールを狙った攻撃が48時間以内に発生する可能性があると発表した。
在アフガニスタン米大使館は、同国内にいる米国民に対して緊急警戒警報を発令。ただし今回の攻撃は、米大使館や米国民などを狙ったものではないようだとの見方を示した。
トルドー報道官は情報の出所や、攻撃を計画していると思われる組織などの名称には言及していない。施設や人員の安全を守るため、大使館が具体的にどのような対策を講じているのかも明らかにしなかった。
別の米当局者はCNNに対し、今回の計画には武装勢力ハッカーニやアルカイダ系のテロ組織が関与していると語った。テロ情報は「極めて重大かつ信頼できる」と説明している。