イランのサウジ大使館襲撃、湾岸6カ国が「テロ行為」と非難

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

サウジは大使館襲撃を受けてイランとの断交を発表し、スンニ派の数カ国がこれに続いた。

イランは対抗措置としてサウジにあるイスラム教聖地メッカ、メディナへの巡礼や同国からの輸入を禁止。ロハニ大統領は「群衆の怒りは当然」と述べ、サウジが断交という「奇妙な措置」を取ったのは「宗教指導者の処刑という大罪をごまかすのが目的だ」と非難した。

国営サウジ通信(SPA)によると、GCCの外相らは「イランによるサウジ内政へのあからさまな干渉」にも非難を表明。イラン政府の「敵対的、挑発的」な発言が大使館などへの攻撃を「直接あおった」との見方を示した。

さらに「イランはUAEが領有する3島の占拠を続け、宗派間の争いを激化させ、テロ組織を支持してGCC諸国の安全を脅かしている」として、国際社会に対抗措置を呼び掛けた。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「World」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]