メキシコ麻薬王、逃亡中にショーン・ペン氏が直接取材

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昨年7月の脱獄は綿密な計画の下で実行されたとも話していた。脱出用のトンネルを掘った技術者はドイツで特別な訓練を受け、トンネル内を走るオートバイは酸素の少ない環境でも動くよう調整されていたという。

同受刑者はまた、米大統領選で共和党の指名獲得を目指す実業家、ドナルド・トランプ氏を「私の友人」と呼び、麻薬取引に足を踏み入れた経緯については「メキシコ経済の状況がほかの選択を許さなかった」と説明。「死ぬ時は銃撃戦ではなく、自然死がいい」とも話した。

ペン氏は面会場所へ向かう間、目隠しなどをされることはなかったとしている。しかし同氏らが乗せられた飛行機にはレーダー探知を防ぐ装置が搭載されていた。全員が携帯電話を持っていないことも確認されたという。

メキシコ捜査当局の高官がCNNに語ったところによると、インタビューはグスマン容疑者を支援する同国の女優、ケイト・デル・カスティーリョ氏が仲介した。当局はインタビューの場所など、詳しい事情を聴きたいとしている。

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