ローマ法王、ロシア正教総主教と初会談へ キューバ首都で
フランシスコ法王は昨年、法王になって初めてキューバを訪問し、米国とキューバの関係改善を仲介。ロシア国営タス通信によると、総主教も今年、キューバを訪問する計画を進めていたという。
ロシア正教会は、中東やアフリカでキリスト教徒が迫害されている現状を受け、カトリック教会との話し合いが必要だと判断したものとみられる。正教会の聖職者は「この悲劇的なときに内部の意見の不一致はわきに置いておく必要がある」と述べた。
一方、フランシスコ法王も、迫害を受けている信徒を守るため、キリスト教徒が力を結集するべきだと主張している。