難民に帰国迫る「道路標識」で論議 デンマーク
また、デンマークへの移民を止めたいと改めて主張。標識は除去されたが、難民らの問題を実質的な議論に導く初めての機会を生みだしてくれたと評価した。
ティステズの近くには亡命希望者らを収容する複数の施設がある。
欧州が難民や移民らの大規模流入への対応を早急に迫られる中で、デンマークも難民申請者らの増加に直面している。これに伴う国内の論議も退潮する気配がなく、移民らを危険視する見方や社会に受け入れるコストの問題、国民の独自性の在り方などが取り上げられている。
この中で同国国会は今年1月、難民申請を審査する間、該当者の滞在経費を賄う目的で所持金や財産の一部を国が押収できる法案を可決。また、難民が家族を呼び寄せる申請が出来るようになるまでの期間も従来の1年から3年に延長した。
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— The Local Denmark (@TheLocalDenmark) 2016年4月25日