豪雨の中で7階建てビル崩落、死者7人 ケニア首都
(CNN) アフリカ東部ケニアの警察当局は30日までに、同国の首都ナイロビにある7階建てのアパートのビルが崩落し、少なくとも7人が死亡、多数が生き埋めになっている恐れもあると報告した。
これまで128人を救出したとしている。
突然の崩壊は同市フルマ地区にあるビルで29日夜に発生。初期段階の情報では、行方不明者の正確な数は把握されておらず、ビル内の居住者は約100人とされていた。全ての階に入居者がいたという。
崩落の詳しい原因は不明だが、豪雨に見舞われる中での惨事となった。警察当局者はビルの歴史は古いとし、建物の構造的な問題が絡んでいる可能性を示唆した。地元の赤十字当局者は、倒壊は下層階から最初に始まったとの目撃者の証言を引用した。
生存者の救出、捜索作業には国家警察や地元警察の警官に加え、援助団体のボランティアや地元住民も加わっているとみられる。軍もクレーン車や切断機器などを現場に運び込んでいるという。現場では素手や家財道具を使い、コンクリート片などのがれきを取り除く姿も見られた。
Live pictures from the scene. #HurumaTragedy KRCS with partners trying their level best to assist. pic.twitter.com/UmDVoxTVaZ
— Kenya Red Cross (@KenyaRedCross) 2016年4月30日