仏ニース・テロ 容疑者は「急速に過激化」、当局も把握せず

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犠牲者におくられた花束=16日、ニース

犠牲者におくられた花束=16日、ニース

ISISによる直接の犯行だったとは宣言せず、実行犯が呼び掛けに応じたと主張する文言は、先月米フロリダ州オーランドのナイトクラブで起きた銃乱射事件でISISが出した声明と共通している。

ブフレル容疑者はチュニジア出身だが、仏国内に滞在、就労する許可を得ていた。捜査当局は15日、同容疑者の元妻を拘束。検察によると、当局は16日、元妻と男性4人から事情を聴いた。

カズヌーブ内相は、同容疑者とイスラム過激派のつながりを示す証拠は見つかっていないと述べた。

しかし捜査状況に詳しい情報筋がCNNに語ったところによると、ニースからシリアへ渡航し、現地で仏戦闘員部隊を指揮しているセネガル出身の男の関係者が、同容疑者の電話番号を持っていたことが分かった。当局はこの人物と容疑者との間にどんな関係があったかを詳しく調べている。

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